こんにちは、大阪府高槻市の「なか整骨院」です。

肩こりを治したい!原因と症状、対処法まとめ㉒の続きです。

必見!肩こりの基礎知識について

肩こりの基礎知識

肩こりは首回りや背中、肩の筋肉が緊張することで発症します。筋肉に疲れが溜まることで、痛みや息苦しさなどのつらい症状が発症します。肩こりの原因や対処法など肩こりについての基礎知識を紹介します。

肩こりの原因は、同じ姿勢を長時間続けたりストレスをためたりする生活習慣にある場合が多いといわれています。肩こりを改善するには、日常生活を見直すことも大切です。

肩こりとは

肩こりとは、正式な病名ではなく症候名です。肩こりといっても背中や首の後ろにかけての筋肉が緊張することにより、張っているような感覚や痛み、重ぐるしさなどを感じます。肩は、全ての体重の10分の1から5分の1にあたる腕や頭を支えなければならないため、負担がかかりやすい部分です。また、人間の進化の過程で脳の発達とは反対に、使用しなくなった肩や脊髄はさほど強くならなかったことも肩こりが多くなった原因だといわれています。肩こりの原因にはさまざまなものがありますが、明確な定義はなく患者の症状に合わせた治療を行うことが多いようです。

肩こりの症状

肩は、長時間同じ姿勢でいたり、無理な体勢を続けることで、筋肉が緊張したままの状態になります。すると、筋繊維の中にある血管が圧迫されて血流障害が起こります。血流が悪くなることで酸素の供給が妨げられ、エネルギー源となっているブドウ糖が不完全燃焼を起こしやすくなります。

その結果、乳酸などの疲労物質が蓄積されて、筋肉がより硬くなり肩こりが始まります。乳酸は筋肉にある神経終末を刺激するため、痛みを感じるようになります。そしてこの痛みによりさらに筋肉は疲労して肩こりが慢性化していくのです。肩こりの症状は人によりそれぞれで、痛みや重ぐるしさを感じる場合や、ひどくなると吐き気や頭痛をともなう場合もあります。