顎関節症とは
物を噛んだり、口を開閉したりする時に、あごを動かす筋肉に痛みや違和感を感じる障害と、顎関節(がくかんせつ)の痛みや雑音を伴う可動制限を総称して顎関節症と呼びます。
口を開けるとアゴが痛かったり、「ポキッ」と音がなったりする場合には、「顎関節症」の可能性があります。
顎関節症の原因はたくさんあり、精神的ストレス、疲労を蓄積させる生活習慣、噛み合わせの異常などがあげられますが、大きく口を開けた際に外れる場合が多く、欠伸(あくび)や食事をしている時に外れることが多いと言われます。
顎関節症は、特に女性の方に多くみられ、年々若年化しております。
子どもや若い女性は靭帯がやわらかく伸びやすいため、ちょっとした負担で関節がずれて症状が起こることが多いのです。
最近はやわらかい物ばかりを食べ、噛む力が弱くなっていることが、原因の1つと考えられます。
顎関節症の治療
顎にゆがみや問題があるということは、頭の下にある背骨や、土台にあたる腰にもゆがみや問題があると考えられます。
そして顎関節症の方はほかの症状に比べ長期間悩まれている方が多いです。
体のゆがみを整え、噛み合わせのズレを正しい位置に戻せば、顎関節を改善させることができます。
痛みが伴う場合は、筋膜の縮み、ねじれを持続的なやさしいストレッチでリリースする
手技療法(筋膜リリース)を行います。
食事や食べ方の指導も行います。