こんにちは、大阪府高槻市の「なか整骨院」です。ks_pinoco2

頭痛の原因とタイプ③の続きです。

【偏頭痛の特徴】

・ズキンズキンと血管の脈拍に合わせた痛み

・吐き気や嘔吐を伴う。

・お風呂に入るなど温めると痛みが悪化

・音や光で症状が悪化

・頭痛発作前にチラチラして物が見えにくくなる

【群発頭痛】

ある一定の期間(多くの場合は1~2カ月間に、毎日)しかも明け方のほぼ決まった時間になると激しい痛みが起こります。群発頭痛は、片側の目の奥に激しい痛みが起こるのが特徴で、その痛みは目の奥がえぐられるような痛みと形容されるほど激しく、発作の最中はじっとしていられず、頭を抱えて転げまわる人も少なくありません。

激しい痛みは1~2時間程度続いて、その後は自然に治まります。また、群発時は年に1~2回程度で、その群発時が過ぎると発作は起こりません。頭痛以外は、多くの場合は頭痛と同じ側に涙が出る、目が充血する、鼻水が出る、鼻がつまる、瞼が垂れ下がる、腫れるなどの随伴症状が見られます。

【群発頭痛の特徴】

突然激しい頭痛で意識がもうろうとする。

片眼の奥がえぐられるような激しい痛み

頭を動かすと鋭い痛みが走り動けない

頭痛薬を服用しても痛みは改善しない

頭痛の回数&痛みが日に日に増加

頭痛と共に目の充血がある

手足の痛みを伴う腫れと動かしにくい症状

声が出ない、話しにくい(運動性失語)

話の内容や話し方がおかしい(感覚性失語)

注意が必要な【薬物乱用頭痛】

痛み止めを長期間連用していると、脳の過敏性が高まり、痛み止めに依存した脳になってしまうのです。

頭痛  タイプ別頭痛の症状・原因・治療法【頭痛】

薬物乱用頭痛は、原因となっている痛み止めの服用を中止することが、すべての始まりです。

もちろん、薬物乱用頭痛は毎日頭痛が起こりますから、痛み止めを中断することに不安を覚える方も少なくありません。しかし、頭痛の引き金となっている痛み止めの中断なしには、頭痛の連鎖を止めることは不可能です。もちろん、痛み止めを止めても、予防薬を中心とした治療を行って行くので、安心してください。