こんにちは、高槻水無瀬の「なか整骨院」です。昔からよくある典型的なタイプの「かんの虫」
特にどこが悪い訳ではないのに、不機嫌で、キーキーかん高い叫び声をあげ、夜もよく眠れない様子でグズグズしている症状を呈します。病気ではないので、病院へ行っても処置のしようがなく、お母さんは、ほとほと困ってしまいます。

夜泣き、疳の虫と、ひとくくりに称されることが多いように、夜間眠れないために昼間もイライラしている場合が一般的ですが、夜は良く寝れている、また、日中は全然問題ないのに夜は何回も起きて大騒ぎなど、色々なタイプがあります。

これは、どれも小児特有の未成熟からくる心身のアンバランスによる神経症的症状と思われます。『小児鍼』は、実によく効きます。

治療後、すぐにすやすやと寝てしまう子もいれば、ニコニコと上機嫌になる子もいます。2~8回くらいの治療で軽快する場合がほとんどですが、特に、ストレスを感じやすいお子さんは、自宅でお母さんにお灸をすえてもらいます。

小さい頃には、どの子にもこの様な傾向があります。特に神経質なタイプの子や、自意識の強い子に出やすい症状ですが、これも親からの遺伝的気質であり、別の見方をすれば、感情が豊かで色々な事にたくさん感動できるという、その子の個性です。

あまり気にせず、構い過ぎや甘いものの摂り過ぎに注意し、穏やかでゆったりした環境を作ってあげて下さい。

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