こんにちは、大阪府高槻市の「なか整骨院」です。
疲労骨折の原因と症状!復帰を早める方法とは?②の続きです。
疲労骨折の予防と早く治す方法!
疲労骨折の予防
疲労骨折は防げます!
疲労骨折はだれにでも起こりうる骨折です。激しい運動をする方や女性は、特に疲労骨折のリスクが高くなります。
しかし、疲労骨折はある程度予防することも、治療期間を早めることも可能です。その秘訣は・・・・
疲労骨折の本当の原因とは?
疲労骨折は同じ部分に、何度も力を加えることで起こります。しかし同じ状況でも、疲労骨折をする人としない人がいます。その違いは何でしょう?
それは「骨の柔軟性」「骨の弾力性」「骨の可塑性」の違いです。その3つの違いの原因はカルシウム量の目安となる「骨密度」と、カルシウムを支え骨内に定着させる「骨タンパク質の量と質」です。
疲労骨折の直接原因はさまざまですが、全て「骨密度」と「骨タンパク質」の低下で説明できます。無月経や摂食障害、激しい運動や骨粗鬆症も、結果的に骨密度と骨タンパク質を減少させています。
疲労骨折の予防&早期完治
カルシウムが流出する骨
疲労骨折の予防は、カルシウムだけをとっても高めることができません。つまり骨密度を増やすことができないのです。
骨密度が低下する原因は、カルシウムを支えるたんぱく質の破壊や代謝不良が、カルシウムが流出させるからです。
普通に食事をしていれば、ある程度のカルシウムはとれています。問題はタンパク質をどう増やすかです。これが最も疲労骨折の予防と早く治すことになります。
疲労骨折の予防!骨密度の増やし方
骨タンパク質を増やし骨密度を上げるには、コラーゲンの生成を高めるのが、最も効果的な方法です。骨タンパク質は、骨内でネット状になり、カルシウムを包み込むように定着させます。
その骨タンパク質は「I型コラーゲン」といわれる、繊維状タンパク質です。骨内のコラーゲンを増やすには、コラーゲンを原料として摂取し、細胞内のコラーゲン合成力を高めることです。それが疲労骨折の予防力を高めるポイントです。
特殊タンパク質「コラーゲン」
骨タンパク質が正常な骨
タンパク質の仲間であるコラーゲンは、アミノ酸から合成されます。しかし繊維状タンパク質であるコラーゲンは、通常のタンパク質にはないアミノ酸を抱えています。
ヒドロキシプロリンやヒドロキシリジンなどは、コラーゲン特有のアミノ酸です。そのため疲労骨折の予防には、コラーゲンをとることがベストな選択です。