こんにちは、大阪府高槻市島本町「なか整骨院」です。jinbutu(40)

肩こりを治したい!原因と症状、対処法まとめ⑤の続きです。

ひどい肩こりはどうして起こる?原因別3つのタイプ

重度の肩こりを原因別に分けると、「筋肉と骨格によるタイプ」、「神経性タイプ」、「心因性タイプ」の3つに分けられます。

筋肉と骨格によるタイプ

長い年月をかけて筋肉や骨は衰えていき、骨格が変化することが原因で肩こりが起こるタイプです。このタイプでは、脳の神経も肩こりを記憶しています。そのため、些細な姿勢の悪さや天候によって、肩周辺にある神経が敏感に重い肩こりを感知します。

慢性化してくると脳に痛い記憶が形成され、些細なことでスイッチがオンになることにより、脳から痛いですという信号が出されるため、局所の治療をしても良くならないこともあります、

神経性タイプ

神経性タイプの肩こりは、首から出る神経が加齢変化などにより圧迫されることにより起こることがあります。また脳の神経は首の神経の一部と同じ通り道を通ることにより、その部位の炎症がおこることが原因の片頭痛を伴うケースが見られます。さらに首の関節が痛んでくることによってもおこります。

心因性タイプ

心因性タイプは、ストレス性肩こりとも呼ばれています。私たちの身体は、日中の活動を管理する「交感神経」と、睡眠時に体力の回復を図る「副交感神経」がバランスよく働いて健康を保っています。ところが、何かしらの原因でストレスが続くと、自律神経が乱れてしまうことがあります。このとき、交感神経が副交感神経よりも優位になると全身の筋肉が緊張して硬くなりやすく、血管が縮んで血流が悪くなる原因となります。血流が悪くなると、さらに筋肉がこわばるといった悪循環から、強い肩こりになりやすいのです。

また、肩こりを感じる疾患もあるので要注意です。同じ場所がずっと痛んだり、痛みやしびれが指にまで及んでいたり、対処しても治らず軽減もしない場合は早急に専門医に診てもらう必要があります。

重度の肩こりになる前から、そもそもの肩こりの要因である眼精疲労や、運動不足、ストレス、ずっと同じ姿勢でいることをかいひしなければなりません。