こんにちは、大阪府高槻市島本町の「なか整骨院」です。katakori

トリガーポイントの見つけ方

肩や首の痛みの場合、トリガーポイントは首の横側にある胸鎖乳突筋の中、首から背中にかけてある僧帽筋の中、特に肩甲骨にそってできることが多いです。

耳の後ろから鎖骨の付け根にかけての首の横側、また首から背中にかけて、指で押してみてください。パチンコ玉からウズラの卵くらいの大きさのコリコリとした感触のものがあれば、それがトリガーポイントです。

注意しなければならないのは、リガーポイントは普段痛いと感じている部分から離れていることも多いという点です。肩が痛む場合、首の横側や腕の付け根にトリガーポイントがあることも少なくありません。

トリガーポイントを見つけたら

トリガーポイントがある筋肉はこわばっているため、トリガーポイントを中心にやさしくなでてほぐしましょう。

トリガーポイントのある筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチも有効です。

病院で行われる治療には、トリガーポイントに局所麻酔薬注射を打って血行を改善し、筋肉をほぐす「トリガーポイントブロック注射」や、トリガーポイントが生じている部分に圧力を加えて一度血流を止め、その後圧力を解放することで新しい血液を流し、トリガーポイントを不活性化させる「虚血圧迫」などがあります。

トリガーポイントを押す際は次の事に注意してください。

身体が冷えている状態で押さない。

全体的に筋肉を緩めてから押す。

刺激量に十分注意する

トリガーポイントの解消が肩こりの改善に繋がる一方、肩こりの痛みの原因がトリガーポイントでない場合もあります。

自分で見つけられなかったときは、専門医を受診してみましょう。

なで肩は女性に多い?肩こりになりやすいタイプとは

肩こりの基礎知識

男性よりも女性の方が肩こりで悩む人が多いことが調査によってわかっています。女性に肩こりが多い理由と肩こりになりやすい人の特徴について解説します。

病気やけがの自覚症状がある女性の中で、腰痛や鼻づまり、体のだるさなどを抑えて、肩こりを訴えている割合が最も多いという結果が出ています。

なぜ女性は肩こりになりやすい?

女性は男性に比べて首が長く細身の人が多い傾向があります。そのため、頭を支えるための筋力が必要以上にかかってしまい、肩や首の筋肉が硬くなりやすく、肩こりにもなりやすいと考えられます。さらに腕や肩甲骨を支える筋肉への負担がかかりやすいため、硬直した乳酸が溜まり、血液やリンパの流れも悪くなって、肩こりの症状が出やすくなるのです。また、筋肉量が少なく基礎代謝も低い女性には、冷え性の人が多く、これも肩こりを引き起こす要因だといわれています。