こんにちは、大阪府高槻市島本町の「なか整骨院」です。katakori01_a

肩こりを治したい!原因と症状、対処法まとめ⑨の続きです。

合わないと肩が凝る?肩こりと枕の関係

肩こりの基礎知識

睡眠時や休息時に筋肉疲労が十分に回復しないと首や肩がこりやすくなります。その原因の人とと言えるのが枕。ここでは、枕で肩こりが起こる理由や、肩こりを防ぐ枕選びのポイントについて解説します。

肩こりは筋肉の疲労によって起きるものですが、いつも使っている枕も、肩こりに影響を与えている場合があります。

枕が肩こりに大きな影響を与える!?

通常、筋肉疲労は睡眠中に回復するものですが、十分に回復しないと肩が凝りやすくなります。起床時から首や肩が凝っているといった方も、その可能性が考えられます。肩こりの軽減・解消を目指すうえで、寝ているあいだに首や肩が疲れて筋肉をどれだけ回復できるかは、大きなカギとなります。

そこで重要なのが、枕。なぜなら、頭や首を直接支えるものだけに、寝具の中でも睡眠中の姿勢に大きな影響を及ぼすからです。自分の姿勢や体型に合わず、首や肩に負担がかかる枕を使い続けていると、睡眠中に筋肉疲労が回復できない為、いつまでも肩こりが解消されないのです。

肩こりを引き起こす枕とは

肩こりを引き起こしやすい枕としては、以下のようなものが考えられます。

柔らかい枕

人は睡眠中でも大事な頭部を守ろうとする機能が働き続けています。頭部を不安定にさせるやわらかい枕で眠ると、頭部を安定させようと寝ながらにして力んでしまい、首や肩周辺の筋肉が収縮状態になります。すると、眠りが浅くなって首や肩の筋肉疲労がとれにくくなるため、肩こりも起こりやすくなります。

高さのある枕

高さのある枕は、頭部が前傾した状態になります。始めはストレッチされているような感覚で気持ちよく感じるかもしれませんが、長時間そのような姿勢をとっていると、徐々に苦しくなってくるはずです。その結果、首や肩周辺の筋肉が緊張し、筋肉疲労が取れず、起床時に肩こりを感じるケースもあるというわけです。

肩こりを防ぐ枕選びのコツ

肩こりを防ぐ枕を選ぶポイントは、「仰向けで寝た状態が、立っている時の姿勢とおなじになる」という点。筋肉が緊張しないよう、身体への負担が少なく、脳が休まり、全身がリラックスできるような枕を選びましょう。

また、寝返って横向きになった時、その姿勢にも対応できるような枕であることも大切です。

睡眠時は何度も寝返りをうつため、仰向きでも、横向きでも首や肩に負担が掛からず楽に感じられる枕を選びましょう。