こんにちは、大阪府高槻市島本町の「なか整骨院」です。unhappy

ストレスと肩こりの関係

肩こりは、肩が血行不良になり筋肉が疲労することも大きな要因です。そして、私たちの健康を司る「自律神経」の乱れは、この筋肉疲労を招く要因になるのです。

自律神経には、日中の活動を司る交感神経と、体の回復を司る副交感神経のふたつで成り立っています。この正反対の働きをする二つの神経がバランスよく働くことで、健康は保たれています。しかし、そこにストレスがかかると、自分の意思とは関係なく、自律神経のバランスが崩れて交感神経優位になり筋肉も血管も収縮し、この状態が長く続くと血行が悪くなり、肩が凝りやすくなってしまうのです。

特に、責任感が人一倍強い人や完璧主義な人、まじめすぎる性格の人などは無意識に自分を追い詰めてしまいやすく、実際に受けているストレス以上にストレスを増幅させてしまう傾向にあるため、肩こりになりやすいとされています。

適度なストレスを発散させ、リラックスして過ごせる環境に身を置くことで、肩こりの軽減や緩和につなげることができます。

ストレスによる肩こりには運動がオススメ

ストレスの根本的な原因を解消できれば一番良いのですが、そう簡単に性格や環境は変えられるものではありません。では、ストレスによる肩こりの緩和にはどのようなものが有効なのでしょうか。

おすすめは、ウォーキングやヨガ、ストレッチといった運動です。このような疲労感を感じない程度で行えるエクササイズで筋肉をほぐしましょう。また、体を動かすと全身の血行もよくなります。肩こり解消には肩甲骨周りの筋肉を動かすことはもちろん、全身の血流を良くすることも大切です。さらに、体を動かすことに意識が集中するエクササイズ中は、悩みやストレスの軽減にも効果が期待できます。

入浴も血行促進に良い影響があります。40度くらいの湯船にゆっくりつかることで、全身の筋肉がゆっくりほぐれ、血行も良くなります。ただし、長く浸かれば浸かるほどよいというわけではありません。のぼせるほど浸かってしまうと逆に疲労につながりますので、気持ちよく温まる程度で湯船から出るようにしましょう。

ストレスを完全に無くすというのは現実的に難しいものです。上手にストレスと付き合う方法を見つけて、ストレスによる肩こりを予防・緩和していきましょう。