こんにちは、大阪府高槻市島本町の「なか整骨院」です。katakori-photo3

肩こりを治したい!原因と症状、対処法まとめ⑭の続きです。

体を動かしても肩こりが解消されない人の特徴と、運動時の注意点

運動するときの注意点

肩こりの解消につながる、ヨガや水泳、ラジオ体操などの全身運動。その効果をしっかりと得るためには、どのようなことに注意すればよいでしょう。以下で、そのポイントを紹介します。

運動後は必ずクールダウンを

運動を行った後は、筋肉を緊張させる働きのある交感神経が優位になっています。気持ちが高ぶっており、リラックスした状態ではありません。

そこで、ウォーキングなどの軽めの有酸素運動を15分程行い、交感神経優位から副交感神経優位の状態へと持っていきましょう。クールダウンさせることで血流が回復し、疲労物質も流されます。

さらにその後ストレッチを行うと効果的です。ストレッチを行うと体をリラックス状態に導くことができ、筋肉の細胞が修復されやすいのです。

運動直後の入浴は避ける

運動後すぐに入浴するのは避けましょう。運動後は上心拍数や体温が上がった状態です。そこで入浴しさらに体を温めてしまうと、交感神経が活発になり、寝つきも悪くなってしまいます。どうしても運動直後に入浴される際は、ぬるめのお風呂にゆっくり入りましょう。

遅い時間の運動は避ける

運動すると筋肉を緊張させる働きのある「交感神経」が働きます。そのため、就寝時間に近いタイミングで運動すると、筋肉が硬いまま眠りにつくことになってしまいます。

眠る前は筋肉の細胞が修復されやすい「副交感神経」が優位な状態で、簡単にいえばリラックスした状態になっていることが理想です。就寝前の運動は避けるようにしましょう。

交感神経が興奮しすぎないような運動を行い、また使った筋肉をしっかり疲労回復させることが、肩こり解消のポイントです。

運動を行う時間帯や運動後のクールダウンに気をつけながらしっかり体を動かして、つらい肩こりの解消を目指しましょう。